深刻化する地球規模の諸課題に効果的に対処し、持続可能な社会の実現に向けた目標を達成するためには、パートナーシップを進めていくことが極めて重要です。パートナーシップの重要性は持続可能な開発目標17(SDG 17)にも示されており、多様なステークホルダーが協力し、パートナーシップを促進することが求められています。
IGESとアジア太平洋地球変動研究ネットワーク(APN)は、日本国環境省の支援のもと、アジア太平洋地域の政策に関わる地球変動および持続可能性について共同プロジェクトを進めています。本セッションでは、広範なネットワークを有する共同プロジェクトを通じて得られた知見をもとに、パートナーシップの利点やパートナーシップ醸成に向けた協力モデルの有効性を共有するととともに、変革をもたらす可能性について議論します。また、パネルディスカッションでは、持続可能性研究の国際的研究プラットフォームであるFuture Earth(国際事務局日本ハブ)とともに、持続可能な社会の実現に向けたパートーシップ促進の重要性について意見交換を行います。