MENU

ご参加申し込み

facebooktwitterlinkdinmaillanguage
パラレルセッション 4(PS-4)
  • 2024年7月23日
  • 16:40 - 17:40
  • 同時通訳あり

大学による地域脱炭素化と地域課題の解決に向けた取り組み

2021年7月に設立された「カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリション」には5つのワーキンググループ(WG)があり、その中の地域ゼロカーボンWG(国内89の大学・組織が所属)では「大学と地域はどのように連携を推進するか」を議題のひとつとして取り上げてきました。多くの大学がその実現に苦労しているこのテーマについて、信州大学では、長野県内に分散するキャンパスの特性を活かし、長年にわたり学内外の様々なステークホルダーと協働し、信頼関係を構築しながら地域との連携を進めてきました。また、県内の自治体や企業に就職した卒業生が地域の変革の原動力となっています。一方、広島大学は「Town & Gown構想」を掲げ、持続可能な未来の実現に向け、自治体と共同し、企業の参画を得て、大学の科学技術・イノべーションを社会に実装することで社会課題の解決に取り組んできました。

本セッションでは、こうした大学による先進的な地域連携モデルを取り上げ、大学がどのように地域の課題を解決しながら脱炭素化を進めていけるかについて意見交換を行います。そして、それぞれのモデルの類似点や、沿革、地域特性などによる相違点を明らかにすることで、国内外の他の大学や地域にどの程度適用できるのか、どのような示唆を与え得るのかを議論します。

パネルディスカッション

モデレーター
石川 智子 IGES 戦略マネージメントオフィス ナレッジ・コミュニケーション ジョイントディレクター
スピーカー
茅野 恒秀 信州大学人文学部 准教授