今後 10 年間の世界各国の生物多様性戦略や行動計画の指針となる「ポスト2020生物多様性枠組(GBF)」。その採択は、生物多様性条約第15回締約国会議(CBD COP15)の延期に伴い、2年間遅れました。COP15はようやく2022年12月7日から19日までカナダのモントリオールで開催される予定です。本セッションでは、GBFの概要と、その最終化・採択に向けたプロセスを説明します。
COP15の焦点はGBFの最終化と承認ですが、本セッションでは、GBFに組み込まれるかは別として、例えばデジタル配列情報(DSI)のようなCOP15の他の重要トピックについても解説します。また、GBFのどのターゲットが各国の状況にとって重要であるか、パネリストの方々と議論します。