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ISAP2023 全体テーマ

アジア太平洋における持続可能な社会への移行を加速する:統合、包摂、ローカライゼーションがもたらす変革の可能性

地球環境問題の解決は、途方もないスケールの挑戦です。世界をより持続可能な方向に導くために、これまでさまざまな目標、ターゲット、指標が合意されてきました。しかし、地球の平均気温の上昇やその他の環境ストレスの兆候は、人類がプラネタリー・バウンダリー(地球の限界)を越え、ティッピング・ポイント(不可逆的な転換点)を迎えている可能性を示唆しています。こうした困難な状況にあるものの、私たちが開発をより持続可能な方向に導く改革を採用できる道は、まだ残されています。

その道を進むためには、迅速な行動が不可欠です。持続可能な開発目標(SDGs)とパリ協定の進捗は遅れており、複数のレベルで行動を加速させなければなりません。新たに合意された昆明・モントリオール生物多様性枠組も、強力かつ素早いスタートを切ることが目標達成にはとても重要です。

また、迅速な転換にはアジア太平洋地域のリーダーシップも必要です。 特に世界で最も人口の多い地域であるアジアは、開発経路の転換に向けた取り組みの最前線に立つ必要があります。 アジア太平洋の国々は、持続可能な社会への移行を加速させるために、3つの変革的ダイナミクスを活用することができると考えます:

  1. 統合:気候変動、生物多様性、循環経済にまたがる相乗効果を最大化し、トレードオフを最小化することは、持続可能性アジェンダを推進する上で不可欠である。
  2. 包摂: 現在社会から疎外されている人々や不利な立場に置かれている人々を含め、すべての主体が自分たちの望む未来を形成できるよう力を与える(エンパワーする)ことは、持続可能性アジェンダ達成への勢いを強めることになる。
  3. ローカライゼーション: それぞれの地域の状況に合わせた解決策を講じることで、持続可能性アジェンダのオーナーシップと支持を促進することができる。

「持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム2023」(ISAP2023)は、これら3つのダイナミクスについて議論し、アジア太平洋、そして世界において持続可能な社会への移行を加速させるためにどのような貢献ができるかを検討するため、一連のインタラクティブなイベントやセッションを開催します。

ISAP2023 ポスターセッション

今年のISAPでは、メイン会場であるパシフィコ横浜5階のエレベーター前のスペースで、ポスターセッションを実施します。ポスターセッションとは、研究員がそれぞれの研究や活動を紹介するポスターを貼り出し、関心のある方・お立ち寄りいただいた方にその内容を直接ご説明する発表形式で、国際会議や学会などでは一般的な発表方法です。

IGESではISAPの会合で取り上げられているトピック以外にも、様々な研究や活動が行われています。そうした多様なプロジェクトについて、研究員と直接対話していただけます。研究員たちにとっても、質問を受けることによる新たな気づきや、同じような研究をしている方との繋がりなど、得るものが多いのがポスターセッションです。会場にお越しの際には、ぜひポスターの発表者に気軽に声をおかけください。ステージからの発表を聞くセミナーとはまた違った、ポスターセッションならではの会話のキャッチボールをお楽しみください。

さらに、今回はスペシャル企画として、生物や科学に興味を持つ中学生・高校生もポスターセッションに発表者として参加してくれます。IGESの研究員と肩を並べて自分の研究を発表する、若き研究者の卵にもご注目ください。

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後援機関
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  • 国際協力機構(JICA)
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