- 2025年10月7日
- 17:00 - 18:30
- オンライン
- 同時通訳あり
社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)は、どのようにネクサスアプローチを前進させるか?― 理論と実践の統合
要約
2024年12月、生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学- 政策プラットフォーム(IPBES)は、生物多様性、水、食料、健康、気候変動(ネクサス要素)の相互のつながりを検討した「ネクサス評価報告書」を承認しました。ネクサスアプローチとは、セクターやシステム間の相互関係や相互依存を分析し、ネクサス要素間の相乗効果の向上とトレードオフの最小化を目指す枠組みです。評価では、このアプローチに基づき、相互に関連する課題に効果的に対応し、多面的な便益をもたらすことができる71 の対応策を特定しました。
本セッションでは、日本の里山・里海のような社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)とネクサスアプローチの関係性を探りました。SATOYAMA 保全支援メカニズムの助成を受けたガーナとインドの実践事例を通じて、SEPLS がネクサスの原則を体現し、多くの対応策を包含し得ることが示されました。ガーナのアテワ森林保護区では、女性協同組合の能力強化とアグロフォレストリーの推進を通じて、生態系保全と持続可能な生計の両立を実現しました。インド南部カルライアン丘陵では、聖なる木立の再生によって伝統知と科学的知見を統合し、絶滅危惧の薬用植物や地域文化の保全を促進しました。
「ネクサス評価報告書」の執筆者を交えたパネルディスカッションでは、生物多様性、生計、ガバナンスを結びつけるSEPLS に基づく実践がネクサスアプローチと密接に整合しており、持続可能性への変革に向けた実践的で効果的な道筋を示していることが強調されました。
プログラム
ヤウ・オセイ=オウス Conservation Alliance International(CAI) 理事長
パメラ・オウスワー Conservation Alliance International(CAI) ナショナル・プロジェクト・コーディネーター
シヴァ・ラマムールティ インド・ヴェロール工科大学(VIT)教授
パネル討論
ディアナ・マンガラジウ オックスフォード大学・ネオマ・ビジネススクール教授、IPBES生物多様性、水、食料及び健康の間の相互関係に関するテーマ別(ネクサス)評価報告書第4章共同統括執筆責任者(CLA)
ヤウ・オセイ=オウス Conservation Alliance International(CAI)理事長
パメラ・オウスワー Conservation Alliance International(CAI)ナショナル・プロジェクト・コーディネーター
シヴァ・ラマムールティ インド・ヴェロール工科大学(VIT)教授
河合 秀樹 環境省 自然環境局 自然環境計画課 生物多様性戦略推進室、室長補佐
.jpg?h=beb2a061&itok=ZHGwrodT)
武内 和彦
IGES 理事長

三輪 幸司
IGES 生物多様性と生態系サービスユニット
リサーチマネージャー

ヤウ・オセイ=オウス
Conservation Alliance International(CAI)
理事長

パメラ・オウスワー
Conservation Alliance International(CAI)
ナショナル・プロジェクト・コーディネーター

シヴァ・ラマムールティ
インド・ヴェロール工科大学(VIT)教授

ディアナ・マンガラジウ
オックスフォード大学・ネオマ・ビジネススクール教授、IPBES生物多様性、水、食料及び健康の間の相互関係に関するテーマ別(ネクサス)評価報告書第4章共同統括執筆責任者(CLA)

齊藤 修
IGES 生物多様性と生態系サービスユニット プログラムディレクター、IPBESネクサス評価報告書第4章共同統括執筆責任者(CLA)

河合 秀樹
環境省 自然環境局 自然環境計画課
生物多様性戦略推進室、室長補佐
セッションサポーター
