| DAY1: 15:30-17:00 | パラレルセッション1 |
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UNFCCCパリ協定における二国間クレジット制度を含めた市場メカニズムの実施に向けて
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パリ協定第6条では、約束草案におけるより高い目標を達成するために市場メカニズムの役割が明記されています。第6条では、二国間クレジット制度（JCM）や排出量取引制度のリンクなどボトムアップ型のアプローチ、更には、国連による中央集権的なメカニズム（持続可能な開発メカニズム：SDM）が含まれます。
本セッションでは、パリ協定における市場メカニズムに関するルール及び手続きの開発をどのように進めていくべきか議論することを目的とします。二国間クレジット制度の実施や国際機関等の取り組み等から得られる経験を良い事例とし、新たな気候変動枠組における市場メカニズムの制度設計にどのように活用するかについて議論します。
スピーカー／パネリスト
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水野 勇史二国間クレジット制度（JCM）に関する二国間協議、国連気候変動枠組条約（UNFCCC）における国際交渉に従事している。パリ協定を採択したCOP21では、日本政府代表団における市場メカニズムに関する主担当交渉官として参加。これまでに、京都議定書に基づくクリーン開発メカニズム（CDM）に関する国際交渉や途上国支援、京都議定書遵守のための日本国登録簿の運営管理者も担当してきている。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科において博士号（学術）取得。 閉じる | PDF (598KB) |
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弥富 圭介南アジア地域における気候変動関連プロジェクトの開発、業務支援を担当。スリランカにて再生可能エネルギーを促進するための新しいカーボンファイナンス案件の開発など、主に気候ファイナンスを活用した案件形成業務に従事。また、南アジア地域における国及び地方レベルでの低炭素社会の構築に向けた政策立案、調査業務、技術支援業務等にも従事。IGES及びアジア開発銀行においてアジアにおけるクリーン開発メカニズム（CDM）能力構築事業、プロジェクト開発、及び気候変動と市場メカニズムに関する政策研究に従事した後、2012年1月にジュニアプロフェッショナルオフィサーとして入行、2014年1月より現職。モントレー国際大学院にて国際環境政策修士取得。 閉じる | PDF (1MB) |
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ラトゥ・ケニ・アティカ環境工学廃棄物管理の分野にて、学士・修士号を取得。インドネシア石油・ガス会社にて環境に関するプロジェクトに携わった後、インペリアル・カレッジ・ロンドンにて修士課程を修了。現在は、インドネシアにおいて、二国間クレジット制度（JCM）の実施支援に携わっており、特に方法論及び登録簿の構築、JCMプロジェクト形成、インドネシアの緩和活動に関する政策研究に従事している。 閉じる | |
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シャ・モミンバングラデシュのラジシャヒ大学で応用化学と化学技術の分野で学士号及び修士号を取得。現在は中央政府の行政部門である環境森林省にて、環境及び森林プログラム実施の企画・推進・調整・監督を担当している。環境森林省は国内の全ての環境問題を所管し、国家経済協議会執行委員会の常任機関である。 また、環境森林省は、国連環境計画（UNEP）の参加国として重要な役割を果たしており、動植物・森林・野生生物の保全や調査、汚染防止及び管理、荒廃地の植林と再生、環境保護など法規制の観点から多岐にわたる活動を実施している。 閉じる | |
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ド・ナム・タンブリティッシュ・コロンビア工科大学（カナダ）で環境工学の学士号取得、その後オーストラリア国立大学で環境管理・開発分野で修士号、環境経済分野で博士号を取得。現在は、ベトナム天然資源環境省国際協力局副局長、地球環境ファシリティー（GEF）の運営フォーカルポイント、二国間クレジット制度の日・ベトナム合同委員会の委員を務める。また、ド氏はアセアン地域及び多国間協力を担当し、気候変動と持続可能な都市開発に従事し、気候変動緩和政策におけるコベネフィット（共通便益）の評価、環境保護法改正における経済的手段の見直し、ベトナムにおけるエコヘルス・アプローチや環境管理における市場ベース手法の検討、大気汚染評価、国立公園評価等の国家研究プロジェクトを率いる。 閉じる |
モデレーター
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| 日 時 | 2016年7月12日（火）15:30-17:00 | 言 語 | 日本語・英語 |
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| 会 場 | パシフィコ横浜会議センター501号室 | セッション番号 | PL-1 |