モハマド・アブドゥル・バキ・カリリ
バングラデシュにおけるマイクロファイナンス及び農村開発金融の専門家である。米国オハイオ州立大学にて金融開発を専攻し、博士号を取得。1975年にバングラデシュ・ダッカ大学の財務学部に所属し、1992年に教授に就任、2012年に同大学退官。持続可能性の分析、バングラデシュにおける金融サービスへのアクセスなどのマイクロファイナンスの影響評価の分野においていくつかの重要な研究を行った。近年はバングラデシュにおける包括的金融を通した適応や、雇用創出と貧困削減のためのマイクロ・エンタープライズによる開発についての研究調査も行っている。 バングラデシュ・マイクロファイナンス研究所(Institute of Microfinance)創業当初から、6年以上にわたりエグゼクティブディレクターを務めた。持続可能性、マイクロファイナンスの影響、貧困家庭の脆弱性を軽減するための仕組みとしてのマイクロファイナンス、国内外の学術誌におけるクレジット市場の分野における記事を出版。共著者としてその他の出版物にも携わる。また、バングラデシュのコーポレートガバナンスに関する活動に関わっている。国内外セッションの貢献者、パネリスト、又は議長として、75を超えるワークショップ/セミナーに参加。米国、フランス、イギリスなど15ヶ国以上を旅する。
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