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After ISAP: テーマ別会合3(AT-3)
  • 2024年1月29日
  • 14:00 - 15:30
  • 同時通訳あり

ネイチャーポジティブな世界に向けた、統合的で、包摂的で、地域に根差した社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)管理の実践

SATOYAMAイニシアティブは、2010年に愛知県で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(CBD COP10)で日本政府と国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)が提案し、承認された、生物多様性と人間の福利のためにランドスケープとシースケープのアプローチを推進する世界的な取り組みです。このイニシアティブは、「社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)」に焦点を当てています。SEPLSとは、生物多様性を維持するために管理されながら、人間生活に必要な商品やサービスを提供する生息地と土地・海洋利用のダイナミックなモザイクのことです。また、同イニシアティブの下、同イニシアティブの活動と知識の共有を促進するため、SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)も設立されました。2023年5月現在、国や地方自治体の政府機関、学術機関、NGO、先住民族や地域コミュニティ組織、民間団体、国際機関を含む304のメンバーがIPSIに参加しています。また、IPSIの活動の一環として、2013年よりSATOYAMA Development Mechanism (SDM)という資金調達メカニズムが発足し、世界各国のIPSIメンバーによる活動の実施を促進しています。

本セッションでは、生物多様性の保全と再生の観点から、SEPLSがどのように持続可能な社会に向けた統合的、包括的、かつ地域的な活動、特にネイチャーポジティブ社会を促進できるかに焦点を当てます。セッションは、SEPLSの概念の紹介から始まり、SDMによる支援を受けたプロジェクトから得られた教訓についてのプレゼンテーションが続きます。その後、SEPLSの自然共生社会への貢献の可能性について、パネルディスカッションを行います。

プログラム

開会あいさつ
武内 和彦 IGES 理事長
Setting the scene | Introduction of SDM and SEPLS and how SEPLS can related to nature positive
三輪 幸司 IGES 生物多様性と森林 研究員
Case study presentation 1 | Indigenous and ecosystem-based solutions in SEPLS management amid overlapping predicaments in the Sundarbans, Bangladesh
バイェジッド・カーン クルナ大学准教授/Unnayan Onneshan(UO)研究員
Case study presentation 2 | Fomenting the SEPL milpa (three sisters) through in situ landrace maize seed protection
マリン・ヨンソン Fundacion Semillas de Vida, A.C., Mexico ディレクター
Case study presentation 3 | Inheritance and application of Satoyama farming knowledge in Nan'an tribe
許 靜娟 Tse-Xin Organic Agriculture Foundation(TXOAF)コーディネーター
Case study presentation 4 | Restoration and conservation of globally endangered Cordeauxia edulis woody species in the drylands of Ethiopia’s Somali Region
デセ・ヤデタ・エデサ Ethiopian Biodiversity Institute (EBI) Forest and Rangeland Plants Biodiversity Research 研究員

パネルディスカッション

モデレーター
三輪 幸司 IGES 生物多様性と森林 研究員
パネリスト
ラシェッド・アル・マフムッド・ティトゥミル  Unnayan Onneshan(UO)会長
パネリスト
バイェジッド・カーン クルナ大学准教授/Unnayan Onneshan(UO)研究員
パネリスト
マリン・ヨンソン Fundacion Semillas de Vida, A.C., Mexico ディレクター
パネリスト
許 靜娟 Tse-Xin Organic Agriculture Foundation(TXOAF)コーディネーター
パネリスト
デセ・ヤデタ・エデサ Ethiopian Biodiversity Institute (EBI) Forest and Rangeland Plants Biodiversity Research 研究員
Closing remarks
鈴木 渉 Director, Biodiversity Strategy Office, Ministry of the Environment, Japan

セッションサポーター

ISAP2023 ポスターセッション

今年のISAPでは、メイン会場であるパシフィコ横浜5階のエレベーター前のスペースで、ポスターセッションを実施します。ポスターセッションとは、研究員がそれぞれの研究や活動を紹介するポスターを貼り出し、関心のある方・お立ち寄りいただいた方にその内容を直接ご説明する発表形式で、国際会議や学会などでは一般的な発表方法です。

IGESではISAPの会合で取り上げられているトピック以外にも、様々な研究や活動が行われています。そうした多様なプロジェクトについて、研究員と直接対話していただけます。研究員たちにとっても、質問を受けることによる新たな気づきや、同じような研究をしている方との繋がりなど、得るものが多いのがポスターセッションです。会場にお越しの際には、ぜひポスターの発表者に気軽に声をおかけください。ステージからの発表を聞くセミナーとはまた違った、ポスターセッションならではの会話のキャッチボールをお楽しみください。

さらに、今回はスペシャル企画として、生物や科学に興味を持つ中学生・高校生もポスターセッションに発表者として参加してくれます。IGESの研究員と肩を並べて自分の研究を発表する、若き研究者の卵にもご注目ください。

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