インタラクティブ会合 1 (IS-1)
- 2025年7月29日
- 13:20 - 14:50
- 501
- 日本語のみ
環境・サステナビリティ分野における、若者の意味ある参画に向けた協働の道筋
近年、「若者(ユース)」は重要なステークホルダーとして注目度が高まっており、国内外の様々な会議やイベントに招かれ、意見表明を求められる機会が増加しています。昨年の国連「未来サミット」では、持続可能な開発目標(SDGs)の達成目標である2030年に向けて取り組みを加速させるべく、グローバルおよび国レベルでの若者の「意味ある参画」の強化について合意がなされました。環境分野においては、1987年のブルントラント報告書「Our Common Future」で、持続可能な開発の定義として「将来の世代がそのニーズを満たす能力を損なうことなく、現在の世代のニーズを満たす開発」が示されるなど、持続可能な開発の観点から、次世代の意見が重視されてきました。日本では、2023年にこども家庭庁が設立され、子ども・若者に関連する政策に関して若者たちに意見聴取をするといった動きが見られるようになったものの、政策立案や意思決定には実質的な影響力を持たないなど、状況が大きく変わったとは言えません。
本セッションでは、SDGs実現に向けた若者参画に関する研究成果に基づき、若者の「意味ある参画」を促進し得るステークホルダー間の協働や、依然として残る障壁について議論します。さらに、2025年6月にIGESと一般社団法人NatureLit Japanが共催したワークショップに参加した若者も登壇し、自ら考案したアクションプランを発表します。ご来場の方々からのコメントやフィードバックも交えながら、対話を重視したインタラクティブなセッションを展開します。
パネル討論(登壇者調整中)
福田 美紀 IGES サステイナビリティ統合センター 研究員
YADOMARU Kotoko, NatureLit Japan
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