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テーマ別会合 7
  • 2022年12月1日
  • 11:00 - 12:00
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脱炭素アジアに向けた日本の貢献 ステークホルダーによる重層的な取り組み

世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つには、脱炭素社会の実現が極めて重要です。世界各国は、気候変動緩和の取り組みを加速させ、温室効果ガスの排出を正味ゼロにすることを目指しています。世界の人口の半分以上を占め、いくつかの途上国が存在するアジアでは、脱炭素社会に向けた取り組みが目覚ましく進んでいます。環境省(MOEJ)、海外環境協力センター(OECC)、IGESは、アジアにおける科学的知見に基づいた政策策定を支援し、それを支える能力構築を進めてきました。また、この地域の複数のステークホルダーと連携して、様々な緩和イニシアチブの制度設計や実施に貢献してきました。とりわけ、エネルギー効率向上や、コ・イノベーションを含む技術協力は、ネット・ゼロ目標の達成を加速していくうえで、日本と他のアジア諸国を結び付ける重要な役割を担っています。本セッションでは、MOEJ、OECC、IGESがアジアのカウンターパートとどのように協力してきたのか、また、その協力が地域のネット・ゼロ目標の推進にどのように寄与しているのか、COP27での最新の議論も踏まえて紹介します。

このセッションの見どころ ISAP Now!
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ISAP Now!

プログラム

進行
永黒 季里 海外環境協力センター(OECC) 研究員
第1講演者
5分
フレーミングプレゼンテーション

水谷 好洋 環境省 地球環境局 国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官
第2講演者
15分

脱炭素アジアに向けたIGESの取り組み
(科学的知見に基づいた政策策定・能力構築支援と、アジアでのコ・イノベーションの推進を中心に)

ナンダ・クマール ジャナルダナン IGES気候変動とエネルギー領域 リサーチマネージャー
第3講演者
15分

脱炭素アジアに向けたOECCの取り組み
(コ・イノベーションのための透明性パートナーシップ(PaSTI)を通じた、アジアでのMRVや透明性向上への取り組みを中心に)

加藤 真 海外環境協力センター(OECC) 海外環境協力センター 理事・業務部門長
第4講演者
10分

脱炭素アジアに向けた環境省の取り組み

渡辺 聡 環境省 地球環境局 国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官室 参事官補佐
重松 賢行 環境省 地球環境局 国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官室 JCM推進企画官
質疑応答
15分
ファシリテーター

高橋 康夫 IGES 所長

セッションサポーター