DAY1: 15:30-17:00パラレルセッション2

気候に脆弱なアジア太平洋地域のリスクへの対応:持続可能な開発に向けての課題と機会

気候変動は、21世紀の主要なグローバルな安全保障上の課題の一つです。その影響は、国家の脆弱性と社会不安を増大させ、潜在的に暴力的な紛争につながる「脅威乗数」です。
同時に、既存の脆弱性は、特に脆弱な人々の間で、適応への努力を妨げています。このため、多くの社会が「脆弱性トラップ」に陥る恐れがあります。
気候変動適応や、開発協力・人道援助、平和構築に関する既存の政策の徹底した評価に基づき、ドイツのアデルフィは、複合的なリスクを特定し、G7のメンバーが個別に、または協調して気候脆弱性のリスクへの適応力をたかめるための具体的な行動を取ることを提案しました。
同定された複数のリスクは、現在の日本が直面する課題(人口の変化、都市化など)をはじめ、エネルギー安全保障、気候変動緩和と適応、および災害リスク軽減(DRR)などの問題と密接に関連しています。
セッションの全体的な目標は、日本における持続可能な開発に向けて、気候脆弱性のリスクと影響についての意識を高めることです。セッションは、日本の観客に焦点を当て、6月に編成した専門家会議の結果を含め、アデルフィ-IGESが実施している共同研究の結果をお知らせいたします。

プレゼンテーション
ルーカス・ルッティンガーPDF (1.7MB)
パネリスト
キース・アルバーソン

 

 

PDF (1.1MB)
石渡 幹夫PDF (2.8MB)
村山 武彦PDF (3.9MB)
モデレーター
ラジブ・ショウ
日 時2016年7月12日(火)15:30-17:00言 語日本語・英語
会 場パシフィコ横浜会議センター502号室セッション番号PL-2

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