DAY2: 15:05-16:35サブプレナリーセッション3

先進的な都市の取り組み：持続可能な社会への転換


セッションの動画をご覧いただけます
» IGES YouTube Channel

昨年策定されたパリ協定やSDGs（中でも都市目標であるSDG11）、また、今年エクアドル・キトで開催される第三回国連人間居住会議（HABITATIII）で策定予定の新都市アジェンダ（New Urban Agenda）など、今般、都市への関心は高まっています。アジアの都市では、特に人口増加、資金や人材不足などの課題に直面している一方、政府機能の分権化により新たな世代の都市リーダーが増え、「リープフロッグ（蛙飛び型）」成長の兆しが見えつつあります。
本セッションでは、こうした背景を踏まえ、以下のテーマを取り上げ、議論を行います。

  1. 先進都市の優良事例を共有し、他都市が持続可能性を追求するための課題解決のヒントになることは何か
  2. 都市間で学びあうことは、お互いを高めあい、スケールアップすることにつながるか
  3. 都市を対象とした先進的な国際研修プログラムが、どのようにして資金調達やビジネスチャンス、また、ステークホルダーとの連携の強化につながるのか
  4. こうした取組みを促進する上でのIGESをはじめとした研究機関が果たすべき役割は何か
スピーカー
Shuzo Murakami
Shuzo Murakami

村上　周三

東京大学工学博士。地球環境、建築環境、都市環境などの課題に精力的に取り組み、多分野にまたがる学際的な研究活動を続けている。また「CASBEE（建築環境総合性能評価システム）」開発の第一人者として、国内外で精力的にその運用とさらなる開発に取り組んでいる。持続可能な都市と建築の実現に向け、現在も環境工学分野のトップとして、環境モデル都市や環境未来都市の開発などの研究活動を牽引する。国土交通省中央建築士審査会会長、日本建築学会会長、独立行政法人建築研究所理事長等を歴任。一般財団法人建築環境・省エネルギー機構理事長。

閉じる

Norihiko Nomura
Norihiko Nomura

野村　宜彦

1981年横浜市役所入庁。下水道事業、鉄道、都市計画に従事。市長のブレーンとしてトップマネジメント戦略立案に携わり、秘書部長、環境創造局副局長を歴任。2012年より政策局共創推進室長として、横浜の資源・技術を活用した公民連携による国際技術協力（「Y-PORT事業」）を推進。2014 年4月から現職。技術士（上下水道部門）。

閉じる

PDF (2.4MB)
ヴァロップ・スワンディー
ヴァロップ・スワンディー

ヴァロップ・スワンディー

Dr. Vallop Suwandee has been appointed as an executive administrators by Governor of Bangkok for three terms of city administration. He is re-appointed as the Chairman of Advisers to the Governor of Bangkok in 2013 after serving the same position during 2009-2011. Prior to that, he was the former Deputy Governor of Bangkok during 2005-2008 and in 2012. His work dedicates to enhancing the quality of life of Bangkok citizen especially in the field of education, environment and public safety.
Dr. Vallop received his doctorate in Higher Education from Illinois State University, USA. He is the founder of Kasem Bundit University. He has been recognized as an expert who involves in a number of education milestones in Thailand. He is also the president of Kasem Bundit University, and the director of Kasem Politechnic College and Kasem Pitaya School. He also serves as an Executive Member on the Committee of Student Loan, Ministry of Finance.
While an academic, he was member of National Education Reform Commission, Associate Judge of the Central Labor Court, specialist on the Committee of Private Higher Education, Ministry of University Affairs, specialist on the Committee of Private Education, Ministry of Education, President of the Federation of Private Educational Associations of Thailand, President of the Association of Private Higher Education Institutions of Thailand, President of Phi Delta Kappa, Thailand Chapter, and Secretary-General of the Association of Private Vocational Schools of Thailand.

閉じる

PDF (7.1MB)
Daniel A. Levine
Daniel A. Levine

ダニエル・A・レヴィン

レヴィン氏は世界銀行東京開発ラーニングセンター (TDLC)におけるオペレーション及び職員の統括を行う。同氏は12年以上にわたり、世界銀行及び国際金融公社にて金融及び企業分野の開発、ナレッジ及びポートフォリオ管理、雇用と経済成長等の分野に携わり、近年ではインフラ整備と都市開発に従事。世界銀行グループでは、知見を生かした融資及び分析オペレーションへの支援で評価を得る。また、北京（中国）、チェンナイ及びデリー（インド）、コロンボ（スリランカ）、モンバサ（ケニヤ）、シンガポール、ウィーン（オーストリア）にてクライアントと職員の知見交換を実施。企業にて政府関連業務、未公開株式及び経営コンサルティング等に従事した経験を持つ。ウォルコット財団奨学生としてジョージ・ワシントン大学にてMBAを取得。

閉じる

PDF (908KB)
PDF (2.0MB)

 

モデレーター
PDF (217KB)
日　時2016年7月13日（水） 15:05-16:35言　語日本語・英語
会　場パシフィコ横浜会議センター503号室セッション番号SP-3

ページの先頭へ戻る