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ISAP2024全体テーマ

地球のトリプル・クライシスを乗り越えるために必要な統合的アプローチとは

多数のご参加ありがとうございました!

コンセプトノート

ISAP2024全体テーマ

「地球のトリプル・クライシスを乗り越えるために必要な統合的アプローチとは」

地球が気候変動、生物多様性の損失、そして環境汚染という“トリプル・クライシス”(三重の危機)にさらされている中、持続可能な社会への変革をどのように加速させていくことができるでしょうか。

私たちはこの問題に対処するため、パリ協定、昆明・モントリオール生物多様性枠組、持続可能な開発目標(SDGs)といった世界目標を掲げ、それぞれにおいて野心的な取り組みを進めてきました。しかし、実際の進展はあまりにも遅く、そして断片的なものとなっています。一方で、これら目標間のシナジー(相乗効果)を最大化し、トレードオフを最小化することが、トリプル・クライシスへの対応の鍵となることが科学的に明らかになりつつあります。気候変動、生物多様性の損失、環境汚染、そして持続可能な開発の障壁となる諸課題を俯瞰する統合的アプローチが今まさに求められているのです。

現在、統合的アプローチの重要性は着実に共有されつつあります。SDGsのローカライゼーション(地域化)、農村部と都市部の資源の流れの最適化、自然と人間との関係の調和を図る地域循環共生圏(Regional Circulating and Ecological Sphere:Regional CES)が、日本のいくつかの地域で具現化しています。また、経済界は、気候変動を緩和するだけでなく、生態系を保全するために市場原理を活用しようとしています。さらに、若者たちは、複雑な問題に対して環境的・社会的に持続可能な解決策をより主体的に模索しています。

今年で16回目を迎える「持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム(ISAP)」では、統合的アプローチによるトリプル・クライシスへの対応について議論を深めます。具体的には、統合的アプローチの様々な取り組みがアジア太平洋地域におけるより広範な意思決定にどのような影響を与え、世界的な変革への道を拓くことができるかを検討します。

ISAPとは

持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム(International Forum for Sustainable Asia and the Pacific: ISAP)は、日本及びアジア太平洋で活躍する専門家、国際機関、政府、企業、NGO関係者が集い、地域の持続可能な開発に関する多様な議論を行う場です。公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)が、地域の多様なステークホルダーと協働して2009年から毎年開催しています。すでに地域で活発に活動している関係者間の情報共有の促進や連携強化も主な目的のひとつですが、地球環境問題に関心をお持ちの一般の方々にも世界的な議論の進展や最新の研究動向に触れていただき、持続可能な社会の構築に向けた素地を共に作っていくことも目的としています。

これまでの ISAP

後援機関

  • 環境省
  • 神奈川県
  • 兵庫県
  • 横浜市
  • 北九州市
  • 川崎市
  • 国立環境研究所(NIES)
  • 国際協力機構(JICA)
  • 環境再生保全機構(ERCA)
  • イクレイ日本
  • 地球環境行動会議(GEA)

ISAP2024 事務局

公益財団法人 地球環境戦略研究機関 (IGES)

〒240-0115 神奈川県三浦郡葉山町上山口2108-11
TEL: 046-855-3720 | E-mail: isap2024-info@iges.or.jp

© Institute for Global Environmental Strategies (IGES).

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「地球のトリプル・クライシスを乗り越えるために必要な統合的アプローチとは」

地球が気候変動、生物多様性の損失、そして環境汚染という“トリプル・クライシス”(三重の危機)にさらされている中、持続可能な社会への変革をどのように加速させていくことができるでしょうか。

私たちはこの問題に対処するため、パリ協定、昆明・モントリオール生物多様性枠組、持続可能な開発目標(SDGs)といった世界目標を掲げ、それぞれにおいて野心的な取り組みを進めてきました。しかし、実際の進展はあまりにも遅く、そして断片的なものとなっています。一方で、これら目標間のシナジー(相乗効果)を最大化し、トレードオフを最小化することが、トリプル・クライシスへの対応の鍵となることが科学的に明らかになりつつあります。気候変動、生物多様性の損失、環境汚染、そして持続可能な開発の障壁となる諸課題を俯瞰する統合的アプローチが今まさに求められているのです。

現在、統合的アプローチの重要性は着実に共有されつつあります。SDGsのローカライゼーション(地域化)、農村部と都市部の資源の流れの最適化、自然と人間との関係の調和を図る地域循環共生圏(Regional Circulating and Ecological Sphere:Regional CES)が、日本のいくつかの地域で具現化しています。また、経済界は、気候変動を緩和するだけでなく、生態系を保全するために市場原理を活用しようとしています。さらに、若者たちは、複雑な問題に対して環境的・社会的に持続可能な解決策をより主体的に模索しています。

今年で16回目を迎える「持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム(ISAP)」では、統合的アプローチによるトリプル・クライシスへの対応について議論を深めます。具体的には、統合的アプローチの様々な取り組みがアジア太平洋地域におけるより広範な意思決定にどのような影響を与え、世界的な変革への道を拓くことができるかを検討します。

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ISAPとは

持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム(International Forum for Sustainable Asia and the Pacific: ISAP)は、日本及びアジア太平洋で活躍する専門家、国際機関、政府、企業、NGO関係者が集い、地域の持続可能な開発に関する多様な議論を行う場です。公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)が、地域の多様なステークホルダーと協働して2009年から毎年開催しています。すでに地域で活発に活動している関係者間の情報共有の促進や連携強化も主な目的のひとつですが、地球環境問題に関心をお持ちの一般の方々にも世界的な議論の進展や最新の研究動向に触れていただき、持続可能な社会の構築に向けた素地を共に作っていくことも目的としています。

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  • 環境再生保全機構(ERCA)
  • イクレイ日本
  • 地球環境行動会議(GEA)

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〒240-0115 神奈川県三浦郡葉山町上山口2108-11
TEL: 046-855-3720 | E-mail: isap2024-info@iges.or.jp

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