ISAP2015について

背景

現在アジア太平洋地域では、経済発展著しい国々からの温室効果ガス排出量が増加する一方、地域全体がその影響を大きく受けており、緩和策や適応策の強化に加え、持続可能な発展への道を拓いていくことが求められています。また、国際社会においては、今年末の合意・策定に向けて、2020年以降の気候変動枠組み、そして2016年~2030年までのポスト2015年開発アジェンダにおける新たなグローバル開発目標「持続可能な開発目標(SDGs)」に関する国際交渉が本格化しています。このような中、ISAP2015では、気候変動問題とSDGsを持続可能な社会の構築に向けた包括的な目標としてとらえ、多様なパートナー・関係者が国や地域、そして分野を超えてどのように連携していくべきなのか、国内外の専門家や国際機関、政府、企業、NGO関係者とともに議論を深めていきます。こうした連携の強化を通じて、ライフスタイルの変革につながる実践的なソリューション(解決策)が生まれ、持続可能な社会へと確実に進むことができると考えます。

ISAPとは 

ISAPは、国際的に活躍する専門家や企業、政府、国際機関、NGO関係者が一堂に会し、アジア太平洋の持続可能な開発に関する多様な議論を行うフォーラムです。IGESが重要な役割を担う国際的・地域的ネットワークと協力の下、毎年時宜を得たテーマを取り上げ開催し、情報共有や議論の促進とともに連携強化を図ります。

ISAPは、1)最新の研究動向を発表・共有する公開セッション、2)テーマ別に議論を深める専門家ワークショップ、3)地域が直面している重要課題について検討する国際的なネットワーク会合の3つのコンポーネントから構成されます。

それぞれの議論や参加者間のネットワークを通じて、持続可能な開発に向けた課題提起と方策論議を促す相乗効果を目指しています。

Downloads

  1. サマリーレポート
    (3.4MB)

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