気候変動、生物多様性の損失、汚染のトリプル・クライシスに加え、緊迫化する国際情勢が世界中に、そして日本の都市・地方にも影響を及ぼす中、自然が持つ多様な機能を活かしてさまざまな社会課題の解決を図る「グリーンインフラ」への期待が高まっています。本セッションでは、従来の縦割り型の対策から脱却し、トリプル・クライシスへの対応、食料・水・健康等の面でのウェルビーイングの向上、ならびに持続可能な都市や地方の構築といった複数課題の同時解決を導く「シナジーアプローチ」としてのグリーンインフラの可能性を掘り下げます。また、グリーンインフラを地域の生活・経済基盤として定着させるには、行政、企業、市民、研究者といった多様な主体の協働が不可欠です。そこで、国内外の最新の研究成果や日本国内の先進事例をもとに、シナジーを発揮するグリーンインフラを地域社会にどのように実装していくか、その具体策と力点(レバー)を議論します。




