2025年12月の第7回国連環境総会(UNEA-7)において、ユースは持続可能な社会の実現に向けた「変革の担い手」と明確に定義され、その意義ある参画の強化が国際的に合意されました。日本でも2024年に環境教育等促進法の基本方針が改定され、地球のトリプル・クライシスに際し、社会変革を促す鍵として、ユースの参画とマルチステークホルダーによる協働が重視されています。しかし、教育機関等での取り組みは先行しているものの、社会実装に向けた実践や実証はいまだ十分とは言えません。
こうした背景を踏まえ、IGESはユース団体と協力し、能力強化プログラム「Green Future Makers」を2025年より展開しています。本セッションでは、同プログラムを通じてユース自身が策定した、地域課題の解決と地球規模のサステナビリティを繋ぐ「アクションプラン」を発表するほか、IGESが各地で協働してきたユース世代による多様な取り組みを共有します。
セッションの狙いは、ユースの発表に対して政策立案者、企業、研究者等が実践的なフィードバックを行い、多様な主体間のネットワーク構築を促すことです。ユース世代のアイデアと社会システムの「シナジー」を促進し、単なる意見表明を具体的な「共同行動」へと進化させることで、ローカルな挑戦を国際レベルへスケールアップさせる道筋を議論します。また、ユースの参画を阻む障壁を特定し、サステナブルでレジリエントな社会を構築するための具体的な協働のあり方を提示します。

