ISAP2026 キービジュアル
パラレルセッション (PS-4)

ユースのシナジーを世界へ:地域の取り組みから紡ぐグローバルなレジリエンス

2026年7月22日 16:00 - 17:00 サンフラワー(現地参加のみ) 日本語のみ

録画映像

要約

本セッションでは、前半にユース世代の環境活動に関する支援と課題意識について発表し、後半には参加者を交えた意見交換を行いました。

まず、矢動丸琴子氏は調査結果から、ユースの環境活動の実施・継続には資金不足に加え、学業や本業との両立による「時間不足」が構造的障壁になっていると指摘し、段階的な学習とネットワーキングを支援するプログラム「Green Future Makers」の成果を共有しました。

次に、池岡拓登氏は、学生から社会人への移行期に活動機会が減るという課題に着目し、日常的な環境活動からキャリア形成までを繋ぐコラボレーション・プラットフォームを提案しました。また、北村小夜氏は、環境活動に関心のない同世代へのアプローチや、大人・企業とのマッチング不足を課題として挙げ、兵庫県地球温暖化防止活動学生推進員としての取り組みや、SNS・コスプレを用いた広報活動を紹介しつつ、世代を超えて協力できる場の重要性を訴えました。

総括として、モデレーターの福田美紀は、ユースを単なる育成対象ではなく、変革のパートナーとして捉え直し、彼らの想いやアイデアを後押しすると共に、社会実装に向けて協働できる機会を提供することの重要性を強調しました。

キーメッセージ
  • ユースにとって最大の障壁は、学業や本業との両立の難しさ(時間不足)や、活動とキャリアの断絶である。ユースを「育成対象」から「変革のパートナー」へと捉え直し、個々の状況に応じた伴走支援と仕組みづくりを行うことが不可欠である。
  • 学生から社会人への移行期における活動減少を防ぐ上で、日常的な環境活動からキャリア学習までを繋ぐコラボレーション・プラットフォームが有効である。
  • 関心のない同世代へのSNS広報には限界がある。活動の拡大・継続には、他セクター(企業・行政など)と学生を直接繋ぐマッチングの仕組みと協働の場が不可欠である。

サマリ―作成者: 今 温香(IGES)

パネル討論

福田 美紀

モデレーター

福田 美紀

IGES サステイナビリティ統合センター 主任研究員 / レンズ・ファシリテーター


矢動丸 琴子

パネリスト

矢動丸 琴子

一般社団法人NatureLit Japan代表・GFM共同企画・実施者


北村 小夜

パネリスト

北村 小夜

流通科学大学経済学部 学生(兵庫県地球温暖化防止活動学生推進員)

幼少期より父親の主催するレースイベントにてイベント運営に触れて育ち、地元音楽イベントのアシスタントMC・地元サブカルイベント出演・展示会でコンパニオン等を経験。2025年4月 流通科学大学入学。サークル主宰・NPO理事・ゲームイベント主催・コスプレイヤー・DJ。得意分野はイベント現場オペレーション・SNS分析・プロモーション企画。


池岡 拓登

パネリスト

池岡 拓登

ユヴァスキュラ大学(フィンランド)修士課程修了 / 神戸大学卒

神戸大学 国際人間科学部 環境共生学科を卒業後、フィンランドのユヴァスキュラ大学修士 Corporate Environmental Management(環境経営)専攻に入学。在学中、韓国(ソウル)に本部を有する国際機関 Global Green Growth Institute にて半年間のフルタイムインターンシップに従事。2025年に卒業後、ビジネスコンサルティング会社に勤務。

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