「GX(グリーントランスフォーメーション)」は、気候変動対策の加速、経済成長・産業競争力の強化、エネルギー安全保障の同時実現を目指す取り組みです。GX推進においては、脱炭素電源の拡大や中小企業の参画など、地域での取り組みが重要な役割を果たします。しかし、適切なガバナンスが伴わなければ、エネルギーインフラの整備は自然を損ない、企業にとってのリスクとなるだけでなく、立地地域に十分な便益をもたらさない懸念もあります。
本セッションでは、「成長」と「共生」の両面から、政府・自治体・支援機関のGX連携のあり方について議論を行い、地域も自然も豊かになる気候変動対策の可能性を探ります。はじめに、IGESより「地域GXの促進に向けた戦略」に関する論点を提示するとともに、独自に構築を進めるツールやネットワークについて紹介します。セッション前半は「成長」に焦点を当て、経済産業省の基調講演に続き、政府・自治体・地方金融機関を交えたパネルディスカッションを通じて、脱炭素電源の整備を含め、地域経済の担い手である中小企業のGX経営について議論します。後半は「共生」に焦点を移し、環境省の基調講演に続き、自然環境や地域社会との調和を考慮したゾーニングの取り組みや、自然との共生を重視した調達のあり方について検討します。
こうした議論を通じて、持続可能な成長と地域課題の解決に向けて、多様な主体が集うフォーラム形成の必要性や意義を発信していく機会とします。
基調講演①
「中小企業のGX推進に向けた支援の在り方(仮題)」
河野 孝史
経済産業省 GX推進企画室長
パネルディスカッション①
「中小企業と地域を豊かにするGXとは:政府、自治体、支援機関の連携による支援体制の構築」

モデレーター
森本 英香
早稲田大学法学部教授
現在、早稲田大学法学部教授、(一財)持続性推進機構(中小企業向け環境マネジメント認定制度エコアクション21中央事務局)理事長、GX推進機構運営委員など
パネリスト
河野 孝史
経済産業省 GX推進企画室長
パネリスト
宮崎 真利
群馬県グリーンイノベーション推進課

パネリスト
千葉 武仁
東北銀行 みらい創生部長
銀行員として、中小事業者の支援に長年従事。昨年までの二年間は環境省東北環境局に勤務し、脱炭素先行地域事業における自治体の伴走支援に係わった。この経験を活かし、事業者目線からの「地域力の向上」を目指す。

パネリスト
竹下 竜介
神戸商工会議所 産業部次長
神戸市出身。
担当分野は脱炭素・GX支援、スタートアップ支援・イノベーション創出、デジタル化・DX推進、産学連携促進、スポーツ産業振興などセミナーやビジネスマッチングイベント、実証事業等を年間60回以上実施する傍ら、これまで100社以上の事業計画策定や補助金申請を支援。
地域企業の脱炭素・GXには支援機関・行政・金融機関が一体となった面的支援の重要性を提唱。2024年3月、経済産業省 近畿経済産業局主催「中堅・中小企業のCN/GX促進シンポジウム~関西から考える面的支援のNEXTアクション~」パネリストとして登壇
担当プロジェクトにおいて、2021年度全国商工会議所きらり輝き観光振興大賞(日本商工会議所)『大賞』受賞、第3回関西スポーツ応援企業表彰(関西広域連合・関西経済連合会)『地域振興賞』受賞等
基調講演②
「地域・自然と共生するGXに向けて(仮題)」

浜島 直子
環境省 地域脱炭素政策調整担当参事官
2003年環境省入省。炭素税の制度設計、自治体の温暖化対策への支援、公害健康被害者の補償、東電福島第一原発の除染等に携わる。
2020年-千葉商科大学准教授。
2022年-生物多様性主流化室長。
2024年-広報室長。
2025年7月より現職。
パネルディスカッション②
「自然と地域を豊かにするGXとは:自然環境や地域社会との調和を軸とした取り組みのモデル化」


パネリスト
浜島 直子
環境省 地域脱炭素政策調整担当参事官
2003年環境省入省。炭素税の制度設計、自治体の温暖化対策への支援、公害健康被害者の補償、東電福島第一原発の除染等に携わる。
2020年-千葉商科大学准教授。
2022年-生物多様性主流化室長。
2024年-広報室長。
2025年7月より現職。


パネリスト
内藤 安紀
株式会社リコー ESG戦略本部ESGセンター 環境推進室 脱炭素グループ リーダー
1986年 株式会社リコー入社
2006年~2016年 欧州統括会社 リコーヨーロッパ駐在
環境部門リーダーとして、使用済画像機器の再生プログラム推進、顧客向け脱炭素ソリューション企画、製品環境法規制対応などに従事
2017年~現在 リコー本社サステナビリテイ部門にてグループの脱炭素活動推進
事例紹介
斉藤 陽
青森県環境エネルギー部環境政策課 企画政策グループ 主幹(オンライン登壇)
まとめ・今後の展開

Tara Climate Foundationに関する詳細はこちら:https://taraclimate.org/


