ISAP2018

Driving Transformative Actions through Integrated and Innovative Approaches

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Plenary Session 1

9:10 - 11:20 Room No.301+302

持続可能な開発の推進にむけて
~プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)を再考する~

人類が今後も繁栄でき、回復力があり安定した地球を維持するための閾値・境界を明確化する研究において、プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)という概念が提唱されてきた。同研究によると、人間の活動の結果、9つのうち4つの環境分野(生物多様性、気候変動など)では、安全とされる閾値を超過しており危機的な状況が迫っているという。そのため、パリ協定やSDGsの目標達成を含む変革的行動をさらに促進することが重要となる。
本セッションでは、プラネタリー・バウンダリーの分析を踏まえつつ、持続可能な社会の実現を目指し、環境・社会・経済面などでの統合的で革新的なアプローチを検討する。この分野において、IGESとパートナーがこれまでに得た成果と教訓を見直し、変革的行動を促進するための具体的な方策を議論する。

スピーカー

ストックホルム・レジリエンス・センター(SRC)所長 / ストックホルム大学教授

グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン 代表理事

地球環境ファシリティ(GEF)CEO兼議長 / 持続可能な開発ソリューションネットワーク(SDSN)ジャパン国際アドバイザー

ワンガリ・マータイ平和環境学研究所 所長

環境省 総合環境政策 統括官

北九州市 副市長

IGES 理事長

Day1 2018年7月18日 9:00~17:30
Day2 2018年7月19日 9:00~18:00