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プログラム詳細
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» 2日目 7月24日(木) OP, P-1, L-1, P-2, L-2, CL | 低炭素 PL-1, PL-3, PL-5, PL-8, L-2, PL-11 | レジリエンス PL-2, PL-4, PL-6, Roundtable | 包摂的(Inclusiveness) PL-7, PL-9, PL-10, PL-12, PL-13 |
[ 1日目 ] 7月23日(水)
9:30-9:50
503号室 / OPオープニングセッション
- 主催者挨拶
- 浜中 裕徳 IGES理事長
- 武内 和彦 国連大学上級副学長/ 東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)機構長・教授
- 来賓挨拶
- 関 荘一郎 環境省地球環境審議官
- 黒岩 祐治 神奈川県知事
9:50-10:00
503号室サックス氏からのスペシャルメッセージ
- スピーカー(ライブ中継)
- ジェフリー・D・サックス 持続可能な開発ソリューションネットワーク(SDSN)ディレクター/ コロンビア大学地球研究所長
10:00-12:20
503号室 / P-1アジアの低炭素、レジリアントで包摂的な発展の推進:
IPCC第5次評価報告書を踏まえて気候変動問題は現在と将来の双方の世代の社会に大きな脅威を与えており、緩和と適応に向けた行動が急務となっている。著しい経済発展と多くの人口を抱えるアジアは、2050年には世界の温室効果ガスの約半分を排出すると予測されており、この地域の発展パターンが将来の気候安定化の鍵を握っていると言える。本セッションでは、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書の主要な結果から導かれる政策的な含意を踏まえ、持続可能な未来のためにアジアがどう貢献できるのかについて、世界で活躍する専門家を招いて議論する。
» 日経チャンネルで本セッションの模様が紹介されています。
- Summary(英文)(82KB)
- [モデレーター]
- 浜中 裕徳 IGES理事長
- [キーノートスピーカー&討論者]
ラジェンドラ・K・パチャウリ エネルギー資源研究所(TERI)所長 / 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)議長 PDF(1.1MB) - [スピーカー]
西岡 秀三 低炭素社会国際研究ネットワーク・低炭素アジア研究ネットワーク事務局長 / IGES研究顧問 PDF(1.0MB) - [スピーカー&討論者]
玉木 林太郎 経済協力開発機構(OECD)事務次長兼チーフエコノミスト代理 PDF(649KB) エミル・サリム インドネシア大統領顧問団経済環境担当メンバー 兼 議長 PDF(156KB) アブドゥル・ハミド・ザクリ マレーシア首相科学顧問/生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)議長 住 明正 国立環境研究所(NIES)理事長 PDF(1.3MB) リジア・ノロンハ 国連環境計画技術・産業・経済局(UNEP-DTIE)局長
12:35-13:45
502号室 / L-1IGES白書Ⅴからの主要メッセージ:
いかにアジアの地域統合を人々と環境への便益につなげるかIGES白書V「Greening Integration in Asia: How Regional Integration Can Benefit People and the Environment」では、アジア太平洋地域の地域統合に向けた動きがどのようにグリーン経済と持続可能な開発の牽引力となり得るかについて、アジア太平洋地域の地域協力・統合に関するIGESの研究成果に基づき論じている。貿易と投資の自由化を通じた経済統合に焦点を置いた現在の地域統合プロセスに対し、本白書では「どのような地域統合のあり方が短期的・国益のみならず持続可能性の観点から利益をもたらすか」議論を促している。本セッションでは、アジアのグリーンな統合をどう実現していくのか、白書の著者からの主要メッセージを共有すると同時に議論を深めたい。
- セッション報告(268KB)
- IGES白書Vフライヤー(345KB)
- [モデレーター]
- マグナス・ベングソン IGESプログラム・マネージメント・オフィス上席研究員
- [スピーカー]
小嶋 公史 IGESプログラム・マネージメント・オフィス上席研究員 PDF(210KB) ヘンリー・スケーブンス IGES自然資源・生態系サービス領域エリア・リーダー / 上席研究員 PDF(280KB) アブドゥサレム・ラビィ IGES関西研究センター ビジネスと環境領域タスクマネージャー / 主任研究員 PDF(290KB) サイモン・オルセン IGESバンコク地域センター タスクマネージャー / 主任研究員 PDF(384KB) - [討論者]
エラ・アントニオ アースカウンシル・アジア太平洋所長
14:00-15:30
503号室 / PL-12050低炭素ナビ:低炭素社会へ向けた道筋
英国エネルギー・気候変動省(DECC)によって開発された長期低炭素社会シナリオの検討を行うための分析ツールの日本語版「2050低炭素ナビ(日本版2050パスウェイ・カルキュレーター)」を本セッションで正式公開する。「低炭素ナビ」のデモンストレーションの他、英国2050カルキュレーターからの教訓を紹介するとともに、パネルディスカッションでは、教育界、NGO、マスメディア、地方自治体等からパネリストを招き、2050低炭素ナビの利用結果や今後の活用方法について議論する。
「2050低炭素ナビ」Webサイトはこちら
- セッション報告(274KB)
- [開会挨拶]
木野 修宏 環境省地球環境局国際協力室長 リチャード・オッペンハイム 駐日英国大使館環境・エネルギー部長 / 一等書記官 - [モデレーター]
- 浜中 裕徳 IGES理事長
- [スピーカー]
西岡 秀三 低炭素社会国際研究ネットワーク・低炭素アジア研究ネットワーク事務局長 / IGES研究顧問 PDF(1.1MB) 周 新 IGESグリーン経済領域エリア・リーダー / 上席研究員 PDF(2.8MB) - ヤン・オーレ・キソ 英国エネルギー・気候変動省2050チーム 主任政策アドバイザー
PDF(957KB) - [討論者]
松下 和夫 IGESシニアフェロー / 京都大学名誉教授 山岸 尚之 世界自然保護基金(WWF)ジャパン 自然保護室 気候変動・エネルギーグループリーダー 中島 美穂 川崎市環境局環境総合研究所都市環境課 担当係長 柳下 正治 上智大学大学院地球環境学研究科客員教授 芦名 秀一 国立環境研究所(NIES)社会環境システム研究センター主任研究員 - [閉会挨拶]
藤田 壮 国立環境研究所(NIES)社会環境システム研究センター長
14:00-15:30
502号室 / PL-2アジアでのレジリエント都市の構築:理論から実践へ
昨今、気候変動に伴う風水害が各地で頻発し、東日本大震災のような大規模な自然災害等も発生しており、これらの外部リスクを低減し、災害に強いレジリエントなまちづくりを目指す自治体が増えてきている。さらに、災害時でも社会経済システムを支える都市機能を維持するため、防災・減災の取り組みだけでなく、都市のエネルギー自治や都市構造の変革等についても着目されるようになってきた。IGESは、名古屋大学、法政大学、大阪大学との協力の下このような研究を進めており、本セッションでは自治体レベルのレジリエント都市構築に向けた国内外の取り組みを取り上げ、これらをどう評価・推進し、都市計画の中心に据えていくべきかを議論する。
- セッション報告(351KB)
- [モデレーター]
田中 充 法政大学社会学部教授 前田 利蔵 IGES北九州アーバンセンター 持続可能な都市領域エリア・リーダー / 上席研究員 PDF(568KB) - [キーノートスピーカー]
谷津 龍太郎 環境省 顧問 PDF(968KB) - [スピーカー]
- 馬場 健司 法政大学地域研究センター特任教授
PDF(374KB) 杉山 範子 名古屋大学大学院環境学研究科 特任准教授 PDF(324KB) 東海 明宏 大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻教授 / 同附属サステイナビリティ・デザイン・オンサイト研究センター長 PDF(1.0MB) - プレマクマラ・ジャガット・ディキャラ・ガマラララゲ IGES北九州アーバンセンター 持続可能な都市領域タスクマネージャー /
主任研究員
PDF(286KB) - [討論者]
アナ・クリスティナ・トールンド 国連国際防災戦略事務局 国際復興支援プラットフォーム 知識管理官 岸上 みち枝 イクレイ‐持続可能性をめざす自治体協議会 日本事務所(一般社団法人 イクレイ日本) 事務局長 PDF(557KB) プジャ・ソーニー IGESバンコク地域センター アジア太平洋適応ネットワーク(APAN)コーディネーター PDF(1.3MB)
14:00-15:30
511+512号室 / PL-3アジアにおける大気汚染・気候変動戦略へのSLCPsおよびPM2.5削減対策の統合:
科学、モデル、アクションの連携短寿命気候汚染物質(SLCPs)削減のための「気候と大気浄化のコアリション(CCAC)」による国際的な取り組みが進められている。世界最大のSLCPs排出地域であるアジアで、その削減促進を政策に反映させるためには、研究を通じてPM2.5とSLCPsの関係性、SLCPs対策の費用と効果、必要とされる政策や制度上の対応等を明らかにする必要がある。これらが明らかになれば、国レベルのみならず、アジア太平洋地域の大気環境に関する合同フォーラムやUNFCCC交渉等の国際的•地域的な政策決定過程に対し影響を与える可能性がある。本セッションは、SLCPsを含む大気汚染物質の様々な影響、主要なSLCPs削減対策技術の費用と効果、それらの対策技術を促進させるための政策策定過程について議論する。
- セッション報告(240KB)
- [モデレーター
&スピーカー]
エリック・ザスマン IGES持続可能な社会のための政策統合領域 エリア・リーダー / 上席研究員 PDF(502KB) - [スピーカー]
- 秋元 肇 アジア大気汚染研究センター(ACAP) 所長
PDF(471KB) 増井 利彦 国立環境研究所(NIES)社会環境システム研究センター(統合評価モデリング研究室)室長 PDF(334KB) 藤田 宏志 環境省水・大気環境局大気環境課 課長補佐 PDF(913KB) - [討論者]
鈴木 克徳 金沢大学環境保全センター長・教授 PDF(261KB) インガララサン・ミルヴァカナム 国連環境計画アジア太平洋地域事務所(UNEP-ROAP)地域コーディネーター ケビン・ヒックス ストックホルム環境研究所(SEI)/ ヨーク大学環境学科 シニアリサーチアソシエート PDF(177KB)
14:00-16:00
IGES/UNU-IAS共同セッション413号室 / PL-4ステークホルダーコミュニケーションと意思決定:
福島からの教訓と地域復興への助言東日本大震災から3年経過したが、福島第一原発事故により避難を強いられている自治体とその住民にとって復興への道のりは依然として過酷である。復興政策の多くは、除染によって線量が低下すれば住民が帰還するという仮定に基づいてきたが、避難生活の長期化により帰還する意思が薄れているのが現状である。政策立案者 、専門家、被災地域の間での的確なステークホルダーコミュニケーションにより、被災した人々が十分な情報を得た上で帰還するか移住するかを決断できると同時に、その選択を尊重する政策決定を支援する枠組みが求められている。本セッションでは、福島からの教訓と関連のある国際的な知見を通して、災害によって避難を強いられたコミュニティの今後についての意思決定を促進できるステークホルダーコミュニケーションのあり方と複合災害からの復興プロセスにおける政策決定の課題に焦点を当てる。
- セッション報告(287KB)
- [モデレーター]
- 竹本 和彦 国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)所長
- [開会挨拶]
武内 和彦 国連大学上級副学長/ 東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)機構長・教授 - [キーノートスピーカー]
- レティ・チェム 国際原子力機関(IAEA)ヒューマンヘルス部長 諸事情により欠席となりました。申し訳ございません。
- [討論者]
- 菅野 典雄 福島県飯舘村長
関谷 直也 東京大学情報学環総合防災情報研究センター特任准教授 鈴木 浩 福島大学名誉教授 / 福島県復興ビジョン検討委員会座長 PDF(532KB) 堤 敦朗 国連大学国際グローバルヘルス研究所リサーチフェロー
15:45-17:15
IGES/NIES共同セッション503号室 / PL-52020年の国際気候変動枠組みとアジアにおける緩和策および
測定・報告・検証(MRV)手法本セッションでは、UNFCCCにおける国際枠組みと各国の取り組みに関する議論の紹介を行う。途上国の緩和行動における測定・報告・検証(MRV)の方法論の開発に関する知見とともに、インドネシアにおける調査の経過を紹介する。また、インドネシア現地における取り組み状況の報告を行うほか、途上国におけるMRV体制強化と今後の課題について議論・検討する。
- セッション報告(241KB)
- [モデレーター]
塚本 直也 IGES統括研究プログラムマネージャー/事務局長 - [キーノートスピーカー
&討論者]
ビンダ・ダマヤンティ・アンスージャール インドネシア環境省標準化・環境技術課長 PDF(255KB) - リザルディ・ボアー ボゴール農科大学東南アジア太平洋気候変動リスク管理センター所長
PDF(789KB) 藤田 壮 国立環境研究所(NIES)社会環境システム研究センター長 PDF(1.9MB) - [スピーカー&討論者]
田村 堅太郎 IGES気候変動とエネルギー領域エリア・リーダー / 上席研究員 PDF(261KB) - [討論者]
亀山 康子 国立環境研究所(NIES)社会環境システム研究センター(持続可能社会システム研究室)室長
15:45-17:15
502号室 / PL-6IPCC 第5次評価報告書(AR5)の主要なメッセージとアジアに対する示唆:
適応と緩和の統合を通じたアジアにおける将来的な気候変動政策のあり方IPCC第38回総会(2014年3月25-29日)での第2作業部会(WGII)報告書公表及び第39回総会での第3作業部会(WGIII)報告書公表を踏まえ、国内での気候変動への取り組みを更に推進することを目的に本セッションを開催する。第1部では、報告書の内容を振り返りながら、気候変動に関する適応・緩和に関する最新の科学的な知見についてアジアに焦点を当てた講演を行う。第2部では、気候変動リスクの受け取り方、適応・緩和策の統合やその将来的な課題について意見を交換し、国内外における将来的な気候変動対策に関する議論を深める。
(環境省主催/報道発表資料6月30日付)
- セッション報告(247KB)
- [モデレーター&
スピーカー]
平石 尹彦 IGES参与(IPCCビューロー委員) PDF(1.5MB) - [スピーカー&討論者]
肱岡 靖明 国立環境研究所(NIES)社会環境システム研究センター(環境都市システム研究室)室長 PDF(485KB) 高橋 潔 国立環境研究所 (NIES)社会環境システム研究センター主任研究員 PDF(545KB) - [討論者]
ケジュン・ジャン 中国能源研究所ディレクター - 遠藤 功 IGES自然資源・生態系サービス領域タスクマネージャー / 主任研究員
PDF(181KB)
15:45-17:15
IGES/慶應義塾大学/TERI大学共同セッション511+512号室 / PL-7適応的発展への道筋:持続可能なアジア太平洋の実現のために
適応的発展(Adaptive Development)は、アジア太平洋地域でのニーズと課題を踏まえ、持続可能な開発、気候変動への適応及びリスクガバナンスのコンセプトを、持続可能なアジア太平洋の実現におけるパラダイムに結び付けようとするもので、アジア及び世界中の人々の幸福な未来を実現する上で重要な考え方である。本セッションでは、適応的発展の重要性について取り上げ、効果的な行動の道筋を示すための構成を検討するとともに、適応的発展の実現に向けた新たな知見と解決策を生み出すための取り組みを紹介する。適応的発展における喫緊の課題解決および実用的知識の創造に向けて学際的研究コミュニティを動かす手段の特定を目指す。
- セッション報告(280KB)
- [モデレーター]
岩藤 俊幸 統括研究ディレクター/プリンシパル・フェロー - [開会挨拶]
國領 二郎 慶應義塾大学常任理事 / 総合政策学部教授 - [キーノートスピーカー
&討論者]
山本 和夫 アジア工科大学(AIT)副学長 / 東京大学環境安全研究センター教授 PDF(609KB) - [スピーカー&討論者]
厳 網林 慶應義塾大学環境情報学部教授 PDF(47MB) - プラバカール・シヴァプラム IGES自然資源・生態系サービス領域 タスクマネージャー / 主任研究員
PDF(482KB) - P・K・ジョシ テリー大学自然資源学部長・教授
PDF(1.4MB)
[ 2日目 ] 7月24日(木)
9:30-10:30
503号室 / P-2持続可能な社会を創造するために:
持続可能な開発目標、持続可能なライフスタイル、幸福度(Well-being)本セッションは、ISAP2014で展開される持続可能で包摂的な発展に関する議論全般に関わる話題提供を行う。2015年以降の国際的な開発目標となる「持続可能な開発目標(SDGs)」に関する国際的な議論の動向に加え、アジア地域における持続可能な社会構築の鍵となる持続可能な消費と生産、持続可能なライフスタイル、幸福度(Well-being)といったキーワードを基に議論を展開する。
- セッション報告(496KB)
- [モデレーター]
森 秀行 IGES所長 - [キーノートスピーカー]
シャムシャド・アクタール 国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)事務局長 カーベー・ザーヘディ 国連環境計画アジア太平洋地域事務所(UNEP-ROAP)所長 - 福島 徹 ㈱福島屋代表取締役会長 / ㈱ユナイト代表取締役社長
PDF(697KB)
10:45-12:45
503号室 / PL-8中小企業(SMEs)の低炭素技術移転のための資金調達:マッチメイキング戦略
本セッションでは、途上国の中小企業に向けた技術移転の課題や成功要因を取り上げる。中小企業は、低炭素技術導入の余地が非常に大きいにもかかわらず、その低炭素技術移転が気候変動問題の解決に果たす役割や具体的なメカニズムについては、これまでにあまり議論が行われていない。また、関係者間をつなぐマッチメイキング戦略の欠如が、技術移転に必要な資金調達を阻害する要因となっている。一方で、UNFCCCの下で気候技術ネットワークセンター(CTCN)が途上国への技術移転促進を目的に設立され、日本政府が低炭素技術移転を通じて削減クレジットを得る二国間クレジット制度(JCM)を実施するなど、国際的な動きが活発化している。本セッションでは、発展途上国の中小企業における資金調達や技術移転を可能にするマッチメイキング・プラットフォームの構築について、企業や政府、専門家を交えて議論する。
- セッション報告(394KB)
- [モデレーター]
小圷 一久 IGES気候変動とエネルギー領域エリア・リーダー / 上席研究員 - [スピーカー]
郁 宇青 IGES気候変動とエネルギー領域タスクマネージャー / 主任研究員 PDF(521KB) 北山 英博 株式会社前川製作所 東広島工場ユニモ事業化部門営業グループ リーダー PDF(1.8MB) ギリッシュ・セティ エネルギー資源研究所 (TERI)産業エネルギー効率部門ディレクター PDF(1.5MB) 河西 修 経済協力開発機構(OECD)環境局上級政策分析官 PDF(949KB) ショバカール・ダカール アジア工科大学(AIT)准教授 PDF(667KB) レ・ンゴック・トゥアン ベトナム天然資源環境省 気象・水・気候変動局 科学・技術・国際協力課長 PDF(323KB) - A・M・モンスルール・アラン バングラデシュ環境・森林省環境局課長(Joint Secretary)
PDF(419KB) - [討論者]
上野 貴弘 東京大学公共政策大学院客員研究員 / 電力中央研究所主任研究員 PDF(492KB) 森 尚樹 国際協力機構(JICA)地球環境部 気候変動対策室長 兼 環境管理グループ長 PDF(469KB) 花岡 達也 国立環境研究所(NIES)社会環境システム研究センター主任研究員
10:45-12:45
IGES/UNU-IAS共同セッション511+512号室 / PL-9生物多様性の持続可能な利用に向けたコミュニティー参画:
SATOYAMAイニシアティブの貢献の可能性と課題違法伐採、密猟、過剰放牧、乱獲など生態系の劣化が世界中から報告されている。これらの一因に資源の利用や管理を決定する過程にコミュニティーの参加がないことがあげられる。このような背景の下、SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)は、生産ランドスケープやシースケープにおける生物多様性の維持に向け、参加型の管理に関する優良な取り組みを促進してきた。IPSIメンバーの活動には、コミュニティー参画により地域レベルのガバナンスの改善、新たな生業の確立、持続可能な生産手法を推進する事例が多くみられる。本セッションは、これらSATOYAMAイニシアティブの下で蓄積された経験から、参加型生態系利用に関する利点や課題を探ることを目指す。
セッションでは、まず、これまでのSATOYAMAイニシアティブを概観しながら、持続可能な生産と消費をつなぐあたらしい形の地域に根ざしたマーケティングの例を紹介する。続いて、アジア地域におけるIPSIパートナーからの事例紹介とともに、それらを総括する形でパネルディスカッションを行い、生物多様性の持続可能な利用に向けたコミュニティー参画の可能性と課題を明らかにする。- セッション報告(297KB)
- [開会挨拶]
- 鈴木 渉 国連大学サステイナビリティ高等研究所SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ事務局 次長
- [キーノートスピーカー]
武内 和彦 国連大学上級副学長/ 東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)機構長・教授 PDF(722KB) - 福島 徹 ㈱福島屋代表取締役会長 / ㈱ユナイト代表取締役社長
PDF(1.6MB) - [モデレーター]
アルフレッド・オテン・イェボア ガーナ共和国国家生物多様性委員会議長 - [スピーカー]
クアンチュン・リー(李 光中) 国立東華大学准教授 PDF(10MB) 市川 薫 国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)リサーチフェロー PDF(366KB) ヒヤバ・ウハンバイ モンゴル環境と開発協会「JASIL」会長 PDF(394KB)
10:45-12:45
502号室 / PL-10アジアにおける持続可能な開発目標(SDGs)の実施:
ガバナンスの役割と共通理解に向けて2012年のリオ+20会議に引き続き、2015年以降の開発アジェンダに関する政府間交渉が開始される。この成果として期待されるのが、持続可能な社会への変革を促す「持続可能な開発目標(SDGs)」である。 SDGsの策定は持続可能な開発に関わる新たな政策や優先課題の認知度を高める良い機会であるが、実際に我々の社会や地球環境改善に貢献するためには効果的な「ガバナンス」が不可欠である。しかしながら、SDGs達成のための「ガバナンス」の定義について、多くの機関が法の支配(rule of law)や汚職防止等の広義な原則をはじめとする「良い統治(good governance)」を重要視する一方、ステークホルダーの参加やモニタリング強化等の実践的な要素に焦点を当てる実務者も多い。本セッションでは、政策立案者、専門家、アジアで活動する実務者等を交えて、ガバナンスの定義の違いを明らかにするとともに、SDGsのガバナンスに関する共通理解を図るための議論を展開する。
- セッション報告(234KB)
- [モデレーター]
スレンドラ・シュレスタ 国連環境計画 国際環境技術センター(UNEP-IETC)所長 PDF(152KB) - [スピーカー]
サイモン・オルセン IGESバンコク地域センター タスクマネージャー / 主任研究員 PDF(364KB) シブ・サムシュワール コロンビア大学地球研究所 PDF(1.6MB) - 蟹江 憲史 東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻准教授
PDF(1.2MB) - ティム・カドマン グリフィス大学倫理・ガバナンス・法研究所フェロー研究員
PDF(224KB) - エラ・アントニオ アースカウンシル・アジア太平洋所長
PDF(381KB)
13:00-14:20
502号室 / L-2アジアの科学的低炭素発展政策形成を支える統合的知識基盤システム
本セッションは、アジア地域で起こっている低炭素発展に向けた動き-諸国・諸機関が協力して、科学的低炭素発展政策形成のための知識創造・教育・伝達の一連のシステムを効果的に築き上げ、そこからCOP21に向けた発信を行おうとしている-ことを紹介する。UNFCCCのもとで、2020年からの、すべての国によるGHG削減に向けた取組みについては、2015年に定めることとされている。成り行きシナリオでは2050年に世界排出の半分を占めるアジア各国が、発展に関わる政策の中に科学的低炭素化施策をどう組み入れるかが気候安定化の鍵を握る。各国がオーナーシップによる、政策形成への関与を目指した研究コミュニティの強化と、研究・政策連携がアジアで効果的に進み始めている。本セッションでは、排出削減の野心向上を目指すCOP21・Workstream2に向けてアジアの成果を発信するとともに、世界で同様の活動を構築することを提案する。
- セッション報告(254KB)
- [モデレーター&
キーノートスピーカー]
甲斐沼 美紀子 IGES研究顧問 / 国立環境研究所(NIES)社会環境システム研究センター フェロー PDF(241KB) - [スピーカー]
ケジュン・ジャン 中国能源研究所ディレクター PDF(15KB) ホー・チン・シオン マレーシア工科大学教授 PDF(1.8MB) - リザルディ・ボアー ボゴール農科大学東南アジア太平洋気候変動リスク管理センター所長
PDF(236KB) ブンディット・リミーチョクチャイ タマサート大学シリントーン国際工学部(SIIT)持続可能なエネルギーと低炭素研究科 共同コーディネーター ジャカニット・カナヌラック タイ温室効果ガス管理機構(TGO)能力開発・アウトリーチ室ディレクター PDF(526KB) 福井 龍 アジア開発銀行地域・持続的開発局 アドバイザー 兼 知識共有・サービスセンター長 PDF(596KB) 藤野 純一 国立環境研究所(NIES)社会環境システム研究センター主任研究員 PDF(1.1MB) グエン・ディン・トゥアン ホーチミン市天然資源環境大学環境学部教授 PDF(408KB) プリヤダァシ・シュクラ インド経営大学院大学教授 PDF(476KB)
13:00-14:30 英語のみ(同時通訳なし)
413号室 / Roundtable適応と災害リスク削減のシナジー:関連する課題、優良事例と今後の展望
災害リスク削減と気候変動への適応のシナジー(相乗効果)について、研究者や実務者の間でコンセンサスが高まっている。IGESでは、この両者のシナジーの実際の活用について研究を開始している。本ラウンドテーブルでは、シナジーに関する概念理解や災害リスク削減と適応の相違点について意見交換を行い、シナジーのこれまでの活用事例を評価するほか、問題点や展望について議論し、今後の研究課題を明らかにする。
- セッション報告(259KB)
- 総括プレゼンテーション
- プラバカール・シヴァプラム IGES自然資源・生態系サービス領域 タスクマネージャー / 主任研究員
PDF(2MB)
14:35-16:35
503号室 / PL-11アジアの都市の持続性を高めるために:理論から実践へ
近年、アジアでは急速に都市化が進展し、国の経済成長を支えている。一方、それは大量のエネルギー・資源消費に支えられ、それに伴う廃棄物、排水、大気汚染、温暖化ガスの排出等の環境問題を引き起こしている。本セッションでは、このような課題に対し都市がどのような役割を果たすべきかを、都市の持続性について研究しているOECDとドイツ・ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所を交え議論する。パネリストの日本の自治体には、これまでの高度成長期を経て都市がどのように発展してきたか、またその教訓を成長中のアジアの都市にどのように伝えられるかを投げかけ、それに関連し、日本政府の進める二国間クレジット制度(JCM)をどのように活用できるかを議論する。
- セッション報告(330KB)
- [モデレーター]
- 鹿毛 浩之 九州工業大学理事・副学長 / IGES北九州アーバンセンター所長
エリック・ザスマン IGES持続可能な社会のための政策統合領域 エリア・リーダー / 上席研究員 - [スピーカー]
中野 綾子 IGES持続可能な社会のための政策統合領域副エリアリーダー / 主任研究員 PDF(468KB) - ヨハネス・ヴェニヤコブ ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所 最先端のエネルギー・モビリティ構造研究グループ
プロジェクトコーディネーター
PDF(389KB) - 松本 忠 経済協力開発機構(OECD)シニア・ポリシーアナリスト
PDF(366KB) - 木野 修宏 環境省地球環境局国際協力室長
PDF(501KB) - ソー・プラトン カンボジア・シェムリアップ州内務省シェムリアップ市長代理
PDF(2.2MB) - アミル・ルスリ インドネシア・バタム市 衛生・景観局 廃棄物発電プロジェクト・コーディネーター 上級研究員
PDF(1.3MB) - アユ・シュケンジャ インドネシア・バンドン市環境局環境改善課長
PDF(1.3MB) - ヌワンパン・パワウェス バンコク首都圏庁環境局 大気環境及び騒音管理課 自動車排ガス規制部門 衛生局専門職員
PDF(1.8MB) タイ・タン・ルオム ベトナム・キエンザン省情報通信局長 野村 宜彦 横浜市温暖化対策統括本部長 PDF(2.1MB) - 横田 覚 川崎市環境総合研究所 理事兼所長
PDF(1.2MB) - 櫃本 礼二 北九州市環境局環境国際戦略室長
PDF(2.3MB)
14:35-16:35
IGES/UNEP-ROAP共同セッション502号室 / PL-12持続可能な開発に向けたステークホルダーのエンパワメントと革新の推進:
地域事例からの学びと今後の見通し持続可能なコミュニティを築いていくためには、そこに住む人々が変化や革新を起こすことが重要である。国連環境計画アジア太平洋地域事務所(UNEP/ROAP)が管理している「アジア太平洋環境開発フォーラム(APFED)」ショーケースプログラムでは、58のフィールドプロジェクトが選ばれ、持続可能な開発のための多角的な革新の推進に貢献してきた。本セッションでは、APFEDショーケースプロジェクトの成功事例を紹介するとともに、これらの成果をどう広げていくかという知見を共有することを狙いとしている。また、さらなる連携のためのパートナーシップの構築やポスト2015年開発アジェンダにボトムアップのインプットを提供することを目的とする。
- セッション報告(283KB)
- [開会挨拶]
- 森 秀行 IGES所長
- [モデレーター]
- 小林 正典 横浜国立大学大学院環境情報研究院非常勤教員 / 海洋政策研究財団研究員
- [討論者]
- エミル・サリム インドネシア大統領顧問団経済環境担当メンバー 兼 議長
- 森島 昭夫 日本環境協会会長・理事長 / IGES特別研究顧問
- パルベス・ハッサン パキスタン最高裁判所上級弁護士 / ハッサン&ハッサン法律事務所シニアパートナー
- [討論者&閉会挨拶]
カーベー・ザーヘディ 国連環境計画アジア太平洋地域事務所(UNEP-ROAP)所長
14:35-16:35
IGES/UNU-IAS共同セッション511+512号室 / PL-13持続可能な開発目標としての教育の向上:名古屋ESD世界会議に向けて
-持続可能なライフスタイル実現のための意識変革型学習の推進本セッションは、2014年11月に名古屋で開催される「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」に向け、教育向上に関するロードマップを示すことを目的とする。教育の向上は、持続可能な開発の鍵となる。ESDの専門家とともに、教育の改善や持続可能なライフスタイルを実現できる環境整備を通じて、学びのスタイルをどのように変え、持続可能な社会への変革を促せるのかを検討する。さらに、ESDに関するグローバル・アクション・プログラムの枠組み作りに向け、教育の質を高めるための要素を統合していく方策、ESDによる学習パフォーマンス、グローバル・シチズンシップ、平和教育の最善の統合のための課題についても言及する。パネルディスカッションでは、このプログラムが持続可能な開発目標やポスト2015開発アジェンダにどう貢献していけるかについて議論を深める。
- セッション報告(274KB)
- [モデレーター]
- 佐藤 真久 東京都市大学環境学部准教授
- [開会挨拶]
豊住 朝子 国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)ESDプログラム次長 - [キーノートスピーカー]
ダニーロ・パディラ 国連教育科学文化機関(UNESCO)バンコク ESDプログラムコーディネーター/リエゾンオフィサー PDF(180KB) - [スピーカー]
- ポール・オフェイ・メヌ IGES持続可能な社会のための政策統合領域 研究員/IGESプログラム・マネージメント・オフィスプログラム オフィサー
PDF(839KB) - アベル・バラサ・アティティ 国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)リサーチフェロー
PDF(811KB) 永田 佳之 聖心女子大学教授 / ユネスコ本部ESDモニタリング評価専門家会合委員 シェファード・ウレンジェ ウプサラ大学持続可能な開発のための教育に関するスウェーデン国際センター(SWEDESD)ESDシニアプログラムスペシャリスト PDF(1.0MB) - [討論者]
- ロバート・J・ディッドハム IGESプログラム・マネージメント・オフィス 能力開発・ナレッジマネジメント戦略シニアコーディネーター/上席研究員
16:45-17:45
503号室 / CL閉会セッション
- 閉会ディスカッション
- Summary(英文)(55KB)
- [スピーカー]
ビョン・ウック・リー 韓国環境政策・評価研究院(KEI)所長 カーベー・ザーヘディ 国連環境計画アジア太平洋地域事務所(UNEP-ROAP)所長 エラ・アントニオ アースカウンシル・アジア太平洋所長 田村 堅太郎 IGES気候変動とエネルギー領域エリア・リーダー / 上席研究員 エリック・ザスマン IGES持続可能な社会のための政策統合領域 エリア・リーダー / 上席研究員 - [モデレーター]
森 秀行 IGES所長 - ポスターセッション表彰式
- 閉会挨拶
- 浜中 裕徳 IGES理事長