持続可能な開発目標(SDGs)の実施4年目を迎える中、企業のSDGs達成に向けた取り組みが進んでいます。昨年のISAPセッションでは、企業による本業を通じたSDGsへの取り組みについて、パートナーシップを切り口に紹介しましたが、今回は、SDGsの基本原則ともいえる包摂性(inclusiveness)とダイバーシティに焦点を当てます。本セッションでは、企業がSDGs達成に向けた取り組みを進める上で鍵となるダイバーシティ経営について、規模や業種の異なる様々な企業の取り組みを紹介するとともに、環境にもたらす影響、地域循環共生圏との連関などを視野に、目的や成功要因、企業経営上の課題、そして今後ダイバーシティ経営を進める上でどのような政策支援が有益かなどについて専門家を交えて議論を行い、SDGsの理念に沿ったダイバーシティ経営の形を考えます。
土井 章
一般社団法人 グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン 代表理事付 特命プロジェクト統括
神保 和子
日本ロレアル株式会社 リサーチ&イノベーションセンター 研究戦略部 シニアマネジャー
川田 俊介
有限会社 川田製作所 副社長
吉田 哲郎
IGES 持続可能性ガバナンスセンター
リサーチマネージャー
大崎 麻子
WE EMPOWER JAPAN
ナショナルコーディネーター
天沼 伸恵
IGES 持続可能性ガバナンスセンター
主任研究員