ISAP2019
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Thematic Track 5

地域循環共生圏構想の社会実装

IGES関西研究センターは、兵庫県阪神北県民局の推進する「北摂里山博物館」構想に即した、北摂地域での里山を中心とした地域循環共生圏の形成を支援しています。この事業は、阪神北県民局が事務局を務める「阪神地域エコ・ネットワーク推進会議 資源循環検討分科会」の枠組みを利用し、その構成員である地方自治体、民間企業、市民団体等と連携して進めています。

一方、IGES本部では、UNU-IASいしかわ・かなざわオペレーティング・ユニットとの連携のもと、能登半島の珠洲市において持続可能な開発目標(SDGs)の推進と同時に、地域循環共生圏の形成に向けた取り組みを支援しています。珠洲市では平成28~30年度の3年にわたり、環境省地域循環共生圏の実証事業を行い、市内10地域で、多様な住民がそれぞれの地域の宝「おらっちゃの宝」を洗い出し、次世代へ継承する活動を通じて、里山里海景観や生物多様性保全につなげることに取り組んでいます。そのうち、三崎町粟津地区では地域住民による粟津村おこし推進協議会と研究者らが連携し、餌となる田んぼの生き物が住みやすい農業に取り組み、「奥能登粟津のお米」として販売を開始、売り上げの一部は同地区の田んぼの水生生物の保護などに充てられています。またこの過程で、地域女性がコーディネーターとして参画し、地域内での情報共有・対話が促進されています。

本セッションでは、兵庫県北摂地域の事業について中心的な役割を担ってきた兵庫県および非営利型株式会社宝塚すみれ発電の代表者を招き、都市部と農村・山間部の近接性を活かした地域のエネルギー管理やバイオマス資源の活用、さらに里山保全と体験型観光を組み合わせた取り組みの特色を紹介します。また、珠洲市での活動について、珠洲市、UNU-IAS、地域の大学や商工会議所などにより設置された能登SDGsラボが、今後この取り組みをどのように強化していくかを議論します。さらに、これらの事例をもとに、同様の取り組みをさらに発展・拡大するにはどのような方策が効果的か議論します。

スピーカー
山本 竜一

山本 竜一

兵庫県 農政環境部 環境管理局
温暖化対策課 副課長兼推進班長

発表資料(751KB)

井上 保子

井上 保子

非営利型株式会社宝塚すみれ発電
代表取締役

発表資料(1.5MB)

宇都宮 大輔

宇都宮 大輔

珠洲市自然共生研究員

発表資料(1.0MB)

高 真由美

高 真由美

珠洲市地域循環共生圏
粟津地区コーディネーター 

発表資料(1.0MB)

武内 和彦

武内 和彦

IGES 理事長

発表資料(906KB)

前田 利蔵

前田 利蔵

IGES 関西研究センター 副所長

発表資料(1.7MB)